TRPGの始め方(モデルケース)

「TRPGって面白そう。友達と遊んでみたいけど、始め方がよくわからない」、そんな方のために、始め方のモデルケースとしてまとめました。一部「TRPGとは」のページと重複いたしますが、ご参考まで。

TRPGについて情報を集める

 色々なサイトや雑誌などから、TRPGに関する情報を得ることができます。ファンタジーやホラーなど自分の興味があるジャンルにどんなシステムがあるか、探してみましょう。

友達を誘う

 TRPGを始めるにあたって最大の山場は、「友達を誘う」ことかも知れません。

 友達がゲームになじみのある方なら、少なくともRPGは知っているでしょうから、TRPGに誘うことは割と簡単だと思います。でも、あまりゲームになじみのない方を、TRPGがどのようなゲームかを説明してプレイに誘うことは、難しいかもしれません。

 友達を誘う際のポイントは「TRPGに関して全部説明しようとしない」です。

「TRPGとは何ぞや」を文章や口頭で説明するのは非常に難しいので、最初から、しっかりと説明することをあきらめてしまいましょう。

「面白いボードゲームがあるからやってみようよ」程度の説明で十分です。(ホントはボードゲームではないですけど、コンピュータゲームではないという意味です) 

 プレイしてもらえれば、TRPGがどんなゲームかはすぐわかります。

 なお、プレイする人数は、GM(ゲームマスター)とPL(プレイヤー)合わせて、4~6人程度が適当だと思います。人数を集めるのが大変な場合もありますが、頑張ってください!

システム・道具を用意する

 TRPGのシステム(ルールブック)は、色々なジャンルのものが発売されています。自分たちが一番興味があるジャンルのシステムを購入すればよいのですが、一番とっつきやすいものはファンタジー系のものだと思います。コンピュータRPGのおかげで、ファンタジー世界になじみがある方が多いと思うからです。

 システムは、最初はゲームの進行役(GM)が1セット持っていれば十分だと思います。多くの場合、誘った方がGMを担当されると思いますが、初めてTRPGをプレイする友人には、ゲームの中で遊びながらルールを説明してあげて下さい。

 道具は、ダイス(サイコロ)が定番です。ダイスには6面ダイスや8面ダイスなどのいろいろな種類がありますが、システムによって必要なものが異なります。ダイスの他に必要なものがあれば、それも用意します。

 当サイトでは、6面ダイスのみで遊べるファンタジーTRPGシステムを用意していますので、良ければご利用ください。

プレイする場所・日時を決める

 場所はTRPGをプレイする際の悩みの種です。

 友達のどなたかの家で遊べれば一番いいのですが、「会話」で進めるゲームですので声が大きくなりがちです。あまり騒ぎ過ぎないように気配りが必要です。

GMはプレイの前にシナリオを用意する

 TRPGを遊ぶにはシナリオが必要です。

 シナリオはGMが前もって用意するのですが、簡単なシナリオが用意されているシステムもあります。また、リプレイなどを参考にして作成することもできます。

 ポイントは、「最初は簡単なシナリオで十分」ということです。

 初めてTRPGをする場合には、キャラクターを作ったりルールを説明したりする時間が必要になります。また、初めてプレイするPLには、シナリオの流れにうまく乗る力(想像力・同調力)もあまりありませんから、凝ったシナリオにしてしまうと、PLが置いてきぼりになってしまう危険性もあります。

 できるだけ簡単なシナリオ、PLが流れに乗りやすい、ある意味ベタなシナリオの方が良いでしょう。

楽しくプレイする

 初めてTRPGをプレイするにあたって、上手にプレイする必要はありません。キャラクターを演じるゲームだと身構える必要もありません。

 単純に、楽しく、他の人を楽しませながらプレイできれば、これ以上のことはありません。